先日、BTSの駅で電車が来るのを待っている際、何気に見た反対側ホームに「Garmin(のスマートウォッチ)がBTSのラビットカードの代わりに使えるよ!」的な広告を発見しました。
丁度そろそろスマートウォッチを買い替えようと色々物色していたタイミングだったのですが、Garminは候補から外していました。しかし俄然興味が湧いてきて、結局GarminのVenu sqというモデルを買ってみました。
まだ数日しか使っていませんが、多少分かったことは下記の通りであります。
1.対応モデルは「Rabbit」「ラビットカードの写真が時計にくっついているもの」
GarminやBTSの関連ホームページでは明確にならず一番最初に悩んだ点が「どれが対応モデル??」であります。最初は、単に紹介ページに写真が載っているものと同じモデルであれば一番安いネットの店で買えばいいと思っていました。
しかし公式HPにも販売のサイトがあり、そこで見るとラビットカードの写真付きのモデルとそうでないものが明確に別物としてラインナップされているんですよね。しかもRabbitモデルが一番高く設定されています。
これは下手に安いモデルを買うとラビットに対応していないという残念な結果がよぎりました。結局対応モデルと思われるものを買ったのですが、届いてみたら最初からRabbitカードの機能がインストールされている、というか削除のようなメニューがありません。後から追加出来る機能(旧来のモデルに)なら、削除のメニューもあってしかるべきですのでやはりラビットカード機能のために特別にモデルが用意されているものと思われます。
2.利用前の登録作業は人による
これは公式ホームページでも紹介されている通り、ラビットカードのアプリをスマホにダウンロードして紐づけ作業を行うのですが、そこの紹介手順ではBTSオフィスに身分証明書を持っていくかアプリに写真をアップロードして登録作業を行うようなことが書いてありました。
しかしWarathaiの場合は最初の身分証明書(パスポート)の番号を入力しただけで紐づけ作業が完了しました。これは以前にサブで使っているBTSカードのためにパスポートを登録したことがあるからかもしれません。
3.タッチするだけでいいが左手では大変
Garminには通常「Garmin Pay」なる支払い機能が付いており、そちらの説明を見ると利用の前にパスコードを入力しないといけないような面倒なことが書かれておりました。しかし今回のBTSカード機能は「Garmin Pay」の中の更に「ラビットパスカード」機能によってなされているようでBTSの改札をタッチするだけで通過可能です。
しかし皆さんもご承知の通り、タイのBTSの改札の読み取り部は日本とは違い感度がメチャ低く設定されているので、文字通り「タッチ」しないと反応してくれません。日本のGarminは同様の機能でSuicaをインストールできるようなのですが、時計を装着している手首越しに読み取ってくれるぐらいだというのに・・。
よって左手に装着していると文字通り身をよじるようにしないとタッチできません。右手にも付け替えてみましたが、時計盤面を手首外側にしているとやはり結構手首を回さないといけないので大変であります。唯一、右手首の内側に盤面を向けているパターンだけはスムーズでありましたが、この装着方法だとパソコン使う時は時計が机やキーボードに引っかかってしまうのでずっとそうしているのは無理がありますね。
4.タイのモデルには日本のSuica機能は追加できない
これは最初と同じ話になるのですが、日本へ帰国した際に機能を切り替えてSuicaが使えるかな?と調べてみたのですが、こちらは日本語でも体験談が見つかり海外で購入したモデルではSuicaは使用できないとのこと。
今のところ上記のような点が分かっておりますが、ともかく、毎日改札で身をよじる苦行に悩まされております。
しかしながら、これまでは通常のBTSカードを携帯するためにスマホケースは手帳側にしていたのですが、全面むき出しのケースも使用できるようになり、スマホをしまった時のポケットの感覚がすごくスリムになりました。(コンドミニアムのカードキーは結構電波の反応が強いのでカードを両面テープで貼り付けました。)
また、これまでは一番効率の良いスタイルを求めて、そう思ったらそれしかしないという性分でしたが、少しは変化や面倒くささも楽しんでみようという気分に最近はなってきておりますので結果としては中々良かったと思います。(終)
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