大変なことになりましたね。。何十年ぶりの強烈な台風で関空が壊滅状態となり、今の時点では再開の見通しが全く立っていないとの報道です。
近々では帰国の予定は無いのですが、次帰るときは一体どうなっているのかと不安であります。。
その様な一大事なわけではありますが、Warathaiの会社の同僚に話をふるとみなさん全くの他人事、今晩には再開するでしょ?という具合で軽いです。。
席を並べているCFO殿に至っては、関空のことについては全く知らなかったと言われ、思わず「そちらで言えば原発が爆発した時くらいの一大事ですYoooo」と申し上げてしまいました(言い過ぎ)。
さておき、三千人もの利用者が劣悪な環境で長時間閉じこめられる事態となり大変気の毒なことであります。
こちらもヤフコメ等で「こんな台風のときに空港に向かうなんて馬鹿。自己責任!」のように叩かれてますが、小生Wrathai、よく利用している側の人間としては空港へ向かった心情に共感があります。
飛行機は確かに天候次第の影響を受けやすいですが、一方、「こんな状況で飛ばすの??」というケースも経験しております。Warathaiもある台風の際に、電車が直前まで止まっていたのに定刻より早く飛んだことがありましたし、強風でまだ水たまりが波のように揺れている中をキャセイが元気に離陸していったこともありました。
斯様に予測が立てづらいものである上、空港へ入ってしまえば後は飛ぶまで待っているだけなので安心、ということで向かった考えの人も多かったのではないかと思います。自宅から空港までの途中に重度の交通寸断が起きてしまえば、空港側の天候好転が早かった場合にやはり乗り遅れてしまいます。国際線であれば数時間から半日の遅延というのが目安ではないでしょうか(大雪はもっと長いようですが。)。欠航にしても、なるべく早く代替便を確保するべく空港に張り付いておきたいというのも人情でしょう。
今回は電源が喪失してしまい、暑さや飲食等で多大な不満がよせられた為、アンチ意見もまた強くなったと言う面もあるかとは思います。
元々空港は長時間の乗り継ぎ待ちもあるものですから、他の交通機関の駅舎等に比べればはるかに快適な環境です。寧ろ電源が生きていれば「再開するまで動かない!」なんてお客もでたかもしれません。。
今回の利用客の方々は、旅程を変更せず(出来ず)各自の予定が狂ったことだけが自己責任であると言えます。
大変な状況で苦しい思いをしたことは自然災害の結果(と関空の構造問題にも原因がありそうで)、被災者であります故、叩いている意見に違和感を感じた次第であります。
いずれにしましても関空の一日も早い復興を心から祈念しております。
以上
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