(1)-01　はじめての、はじまり

登場人物

Warathai・・・筆者。旅行当時３６歳。男。独身。彼女無し。初めての海外旅行。 英語は話せません。

Ｋ・・・筆者の大学時代からの友達。旅行当時３５歳。 年齢以外は筆者と同じ。

そんな海外旅行初心者で英語も話せない二人が、いきなりタイへ行くため集結したのは、関西空港。

略称「ＫＩＸ」だって・・・カッコいいね！

Waratvはこの日の１週間前まで、国際線に乗るなら２時間前には空港へ来ておくという常識を知らなかったくらいの初心者、というか世間知らずです。

早速、今回搭乗するチャイナエアラインのチェックインカウンターへ向かいます、が、カウンターが複数あるので、どこに並べばいいか困惑・・・

「エコノミー」の表示。そうそう、庶民用のカウンターはあれやね！金持ち用に並んだら早速心に傷だったね！

事前に調べていた通り、「パスポート」「eチケット」「予約時のクレジットカード」を差し出す。

我々は今回、機内持ち込み可能なサイズのバッグのみで旅行に挑んでいたので、１分程度で搭乗券が手渡されました。

次に進んだのはセキュリティチェック。

臆病なのでベルトは最初からしてきていない。財布やら電子機器やらも予めまとめてクリアケースに入れてある。これでバッチリでしょう・・・

「ビーッ！！！」な、何事？？？・・・あ、身に着けてる方の携帯１個出し忘れてた！

Ｋは・・・何やらカバンを開けられてる。出てくるのは・・・ハサミ！？ハリ！？

お前はタイで服でも縫うのか？？当然、破棄させられます・・・

早くも心がどんよりしますが、次の第３関門、出国審査へ。

出国審査での注意点は調べていなかったのですが、パスポートと航空券を提出したら手持ち無沙汰にする間もなく通過を許す旨を告げられました。

誠・日本のパスポートは最強と聞いていたのでその威光を実感した瞬間ですよ！

意気込み空回り、出発まではまだ１時間半以上もあるのでした。
（続く）