ここのところ最早COVIDだけに限らず世の中で色々と起き過ぎている様子ですが、仕事の方も何かと忙しくなっておりあっという間に３月であります。
と、いう訳でタイトルに関しあまり詳細なお話を書いている元気もないのでありますが、最近はWarathaiの会社でも続々と日本人が一時帰国またはその計画をしており、特に先週は８３歳のVPが帰国されるということで準備をガッツリお手伝いした際に、自分が１２月末に帰国した際との変化がずいぶんとありましたので、ポイントをご紹介させていただければと思います。
１．日本入国時の検疫手続きは全てアプリ（MySOS）で可能に
いきなり一番の目玉ポイントですが、日本入国時にこれまでは紙の文書を何種類も提出し都度別々のブースで確認されていたものが、スマホアプリで事前登録し確認が一発で終わるようになったみたいです。これまで通りの紙での手続きも可能なので、アプリはいわゆるファストトラックですね。
このアプリでの事前登録、作業自体は簡単なのですが必要書類の１つに「渡航７２時間前のPCR陰性証明書」の画像アップロードが含まれているため、渡航直前まで作業が完了できない一方、日本到着の１６時間前に登録締め切りとなることが注意点であります。
また、審査自体は自動と思われ大体１時間くらいでMySOSに結果が通知され緑色の背景に切り替わりました。
２．Thailand Passの審査完了までの時間が長期化している
Warathaiが１２月中旬に申請した際には、申請完了から１時間で完了のQRコードが発行されていたのでありますが、今は非常に審査に時間がかかっており５営業日とも１週間ともいわれております。どうもThailand Passの職員が人力でASQホテルの予約が本当かをホテルに問い合わせしている等、審査が厳格化しているからのようであります。おそらく嘘のホテルバウチャーを自作したり等して入国した不良外国人がいたためと推測されますが・・・。
Warathaiの会社では秘書がホテルに迅速に回答するようプッシュしたりしていますがそれでも実績最短は４日間で、会社にいる内に間に合わなかった人はThailand Passは日本のコンビニで紙に印刷してもらったりしています。
３．タイへ入国する際の、渡航前陰性証明書（例 日本側で検査するもの）は４月１日から不要
これはつい昨日でたばかりのニュースのため、タイの世論の反応に合わせてまた変更になるかもしれません。また航空会社によっては独自に陰性証明を求める等して感染防止対策を緩めない可能性もあり得ますので、近々の渡航に関しては最新情報を注視ください。
４．日本帰国時の機内で陽性者が発生した場合（濃厚接触者）
これは上記で触れた８３歳のVPが帰国した時の実体験なのですが、日本入国から検疫手続き等は問題なく自宅へ着いたのですが、２日後にMySOSに「同じ機内で陽性者が発生し、あなたは濃厚接触者となりました」という通知が届いたケースがありました。
しばらくしてまたMySOSに「あなたの自主隔離期間はｘｘ日までです」と通知が来て、自主隔離を指示されました。待機期間は７日間でありました。濃厚接触者となってしまった場合の日本での処置はまだしばらくはこのままいきそうに感じられます。ＶＰ殿は実は滞在は６日間だけの予定でしたが外に出れず用事も完了できないため、結局帰りの便やらＡＳＱホテル、Thailand Pass、日本側のＰＣＲテストまで全てやり直す羽目になり余計に大変でした。。
良くない風説にもなってしまいますが、只今日本側へ帰国がしやすくなったため続々と日本人が帰国していますが、中には帰国前に存分に送別会やら女性との遊びをしておいて、いざ渡航直前に陽性は困るので陰性証明書を必ず出してくれると評判のクリニックとやらで用意をして帰る者がいると聞いております。ビジネスクラスは特に混みあっていますのでもらい事故で濃厚接触者になってしまう可能性が高まります。エコノミーの最後列を指定する等の自衛を考えることも必要かもしれません（終）
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