2021年12月末から約2週間におよんだタイから日本への一時帰国、今回で最後の記録になります。
1.タイ側空港への着陸後
相変わらず人数が少ないため行きと同じく着陸してから降機アナウンスまでは短時間でありました。手元の荷物をバッグに戻す作業がバタバタであります。
・・・
この日は1月10日。Test and Goの受付停止が発表された直後、既に承認された申請で入国できるのは1月10日到着分まで、とアナウンスされた日付であります。(この1月10日というのは後に1月15日と噂されたりするも、結局は期限無しとなりました。なおその通りにCFO殿は1月30日に第一次Test and Goで入国できました。)
Test and Goの受付停止が伝えられてから実際に停止されるまでは半日程度しかなかったと記憶しているのですが、駆け込み申請が可能だったのかこの日、1月10日の空港へはかなりの数の入国者が押し寄せていたのであります・・・。
降機後はしばらく道なりに歩きThailand Passと関連書類の確認受付をするエリアへ進みます。順番を待つため並べられたイスに座る、という手順なのですが、Warathaiの際は降機してタラップを超えほんの少ししたところで人の流れが止まり始めました。もう少し進んで先の方が見えてくると・・・
まだまだ遠くに見えるThailand Passの受付らしきもの、臨時のプラスチックのイスまで並べられた順番待ちスペース。その後方でイスの空きを狙うぐちゃっと待機している人の群れ、でありました。
2.隔離カードの記入
先ずはイスに座れないことには順番待ちすら始まらないのでありますが、状況を見るにやってくる到着客に受付のスピードが追い付いていないのであります。イスは増やせても受付はコンピュータなんかのこともあり増やせないのでしょう。
10分ほど待ち、先ずはプラスチックの臨時のイスに座れました。ここで「Quarantine for suspect COVID19」という物騒な名前の複写式の紙を渡されます。(以下、隔離カードとします。)
こちらの記入が終わった後、物欲しげにスタッフの方へ熱視線を送っていると、運よく前方のThailand Passの受付に近い方のイスへ移るように促されました。
3.Thailand Passと関連書類の確認
受付ブースへの順番が回ってきたら事前に用意してきた書類たちの出番であります。
・・・しかしこの日は受付をどんどん回すことで野戦病院的対応になっていたといいますか・・・ぶっちゃけ、Thailand Passとホテルの予約確認書以外は見られませんでした!陰性証明書がPDF印刷したものでOKだという確証のためにも見てほしかったのですが・・・COVID保険(Warathaiは社会保険の証明レター)もノーチェックでしたが、CFO殿は提示を求められたそうです。
また、ここで乗ってきた飛行機の搭乗チケットを見せるように言われ、想定していなかったのでバッグの中から探すのに少しだけ慌てました。普段からも飛行機に捨ててきたりはしませんが、これからも旅程が完了するまではパスポートと一緒にしておこうと思いました。。
チェックが終わると先ほどの隔離カードの複写部分を渡され、イミグレーションへ進むよう言われます。このカードは以降、各所で必要なのでパスポート等と一緒に出しやすくしておくべきであります。
4.イミグレーション
この日は職員を多数出動させてくれていたのかほとんどのブースがOPENしておりました。
・・・ただし、一人当たりの時間が滅茶苦茶かかる!自分の際はいつも通りサッと終わったので、正直何がそんなに問題なのか未だ分かりませんが、どのブースも一人当たり5~10分はかかっておりました。この日はTest and Goの駆け込み到着客が多かった訳であります・・・Test and Goは急いで書類さえ揃えれば申請出来ますが、ビザってあんな年末からすぐ取れるんでしょうか??ビザに不備があるのに飛行機乗ってきちゃう人が存在するとは思えま・・・自分もカンボジアに行った時に到着してから姓名が逆になっていることに気づいた経験があるので何とも言えません。。
5.スーツケースを受け取り税関通過
無事、イミグレを通過した後、放心せずにスーツケースを受け取りにターンテーブルに行きます。例によって緑色の申告物無しの税関ゲートを通過するだけなのですが、ホテルから「Gate Cを出たところでお待ちしています。」とあったのでGate C側から抜けました。
6.ホテルからの迎えを見つける
税関ゲートを抜けると、いわゆるもうタイ入国なのでありますが、今回は1日の検査隔離があるのでホテルからの迎えを見つけて送ってもらわないとなりません。
・・・本日時点も同様化は不明ですが、いきなり当該のドライバーに会うのではなくホテルの名簿を持っている人に自分の名前を見つけてもらい、それからドライバーへ連絡し、前の道路へ来たら再度声をかけてもらうという方式でありました。
Warathaiは何故か名前が名簿に載っておらなかったのですが、スタッフ同士が「またこの名簿抜けてるよ!」と言っていましたので名簿作成時の問題のよう・・・ホテルの予約確認書を元に何かのやり取りをしてくれて、無事ドライバーをまわしてもらえました。
7.ホテルへ向かい、チェックイン&PCRテスト(0日目)
ドライバーと合流しホテルへ出発であります。感染対策で1vs1なのでありますが、同時期に7日間の隔離の条件で来られた方は、数人をバンバスにまとめて連れていかれたそうで、「これはこのバスで感染するかもしれない・・・」とゾッとされたそうであります。
出発前にタバコが吸いたい方は空港の端っこ方向に灰皿がありましたのでそちらへ。Warathaiは最初、Gate3と4の間の方へ行こうとしましたが柵で通れなくなっていました。
ホテルに到着後はチェックインと食事の選択をし、別のフロアでPCRテストを受けた後に部屋に入り休むことが出来ました。
タイへ着陸したのが午後3時前、ホテルの部屋に入れたのは7時前でしたので結局4時間かかりました。。
8.PCRテストの結果発表&解放
翌朝7時に起き、せっかくなので朝風呂の用意をしているとフロントからの電話が鳴りました。
「PCRテストの結果は陰性でした。チェックアウトしてもいいです。」
昨日はPCRテストが出来たのが6時半くらいだったので結果が出るまで時間がかかるかもと予想していたのですが、存外早く結果を知らせてもらえたのは嬉しかったです。後で検査結果の紙を見ると深夜1時に結果が出ていたようなので、24時間体制で検査してくれているようです、感謝!
まあ他の渡航者の方で、午前2時にフロントがPCRの結果を電話してきたというありがた迷惑な場合も聞きましたが・・・
9.自由の身、のち5日目にフォローアップのPCR検査
晴れてホテルからチェックアウトし自由の身ではありますが、入国日を0日として5日目にフォローアップのPCR検査を受ける必要があります。
第2次Test and Goでは最初から検査ホテルの予約が必要な条件に変更されていますが、Warathaiの時は検査の予約は入国してからのことだったので会社の子にお願いしました。
ドライバーに指定された病院まで送ってもらうとドライブスルーだということで車に乗ったまま検査が出来ました。この際に大事にしてきた隔離カードは回収されお別れです。
翌日、検査結果は無事陰性だと秘書経由で連絡があり、12月24日からはじまった日本への一時帰国の手順が全て完了となりました。
・・・
不明瞭な記憶を辿りに冗長に書かせていただきましたが、これからタイ=日本を行き来される方の事前シミュレーションの1つにでもなれば幸いです。Warathaiは他の方からの話やYoutube等での体験記を事前に見ずに今回臨んだため、実は最後まで不安感を感じてはいましたが結果としては計画していた通りに全て進めることが出来ました。
もう一度やれ、と言われれば今度はもっと精神的には楽にできそうですが体力的には疲れました。早く以前のように海外間を行き来できるようになる日が来てほしいものですね(終)
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