先日、Yちゃんを日本に招待するにあたりビザ免除で入国・10日間程滞在してもらいました。
ビザ免除で入る条件とかはHP等で知ることが出来るのですが、実際に飛行機を降りてから空港の入国エリアを抜けるまでの流れがイメージし難く不安でした。
同じようにタイ人を招待される方はそんなにいないと思いますが、ここにWarathaiの一体験を抜き出して書いておきたいと思います。
・・・・・・
まず、タイ人の日本入国ビザ免除特例のおさらいです。
(2014年6月7日現在有効な情報)
「タイ人の日本への短期滞在における査証(ビザ)免除措置」により、日本国を訪れるタイ人に対しては2013年7月1日より短期滞在についてのビザ免除措置がとられています。
在タイ日本国大使館HP等を参考に要点
★日本国内への滞在日数は15日以内
★パスポートはIC旅券タイプであること。ただしタイでは2005年よりIC旅券タイプになっており、有効期限は5年のもののみらしいので心配無用との情報があります。
★パスポートの残存期間は有効であれば良い(残りが6ヶ月以上とかいう規定は無いという意味)
☆入国審査時に、滞在先や日程、帰国用の便のEチケット控えを聞かれるかもしれないとの注記あり。
・・・・・・
それでは、タイ出発時からの流れです。
(1)スワンナプーム空港のチェックインカウンターでチェックインの手続きをします。
※チケット手配時の注意点は「タイ国際航空でタイ人を日本へ招待するメモ」を参考。
ここでバンコクが出発地になるYちゃんは、タイ人であるにも関わらずあるカードが手渡されました。
日本からタイに行く際に飛行機内で渡されるお馴染みのイミグレーション用のカードです。
出・入国両面の氏名やパスポートナンバー、便名等、記入出来るところだけを書きました。
内側の「入国目的」や「年収」等の部分は何も書きませんでした。
(2)次のセキュリティチェックは日本人であるWarathaiと区別が無いので、同じ場所で同じように受けます。
(3)セキュリティチェックのフロアから下に降りるとパスポートコントロール(出国審査)です。
降りてから振り向き左側が外国人用、右側がタイ人用となっています。
が、下に降りた時点でYちゃんが「一緒にタイ人の方に並べないか?」とぐずります。
そして側に立っていた職員にも質問します。
この職員、相当頼りなさそうに「うーん。大丈夫・・・。一緒に並んでも、大丈夫。。」と答えるので不安になりましたが、確かに良く見るとタイ人と外国人の夫婦っぽいのが他にも並んでいました。
とはいえWarathaiとYちゃんは結婚手続きはまだ具体的に進めていないので、完全な他人であります。
そのような心配はありましたが結果、日本人のWarathaiもタイ人用の審査カウンターでOKでした。
Yちゃんに続いて普通に出国審査を受けて通過できました。
(4)飛行機へ搭乗して日本へ向かいます。
(5)着陸1時間程前に機内で税関申告用のカードが配られますが、この際にタイ人には「外国人出・入国記録」カードが配られますので受け取ります。
(6)なお、税関申告用のカードも外国人用を受け取ります。
ちなみにこれはWarathaiに渡された分です。また日本人に見られませんでした・・・。
(7)日本に到着です。最初の検疫ゲートは、日本人もタイ人も同じようにほぼ素通りです。
(8)そして最大の難関、日本側の入国審査です。
関西国際空港の場合、エリアに辿り着いた真正面が「日本人用」で、外国人用は左奥側の方になります。
WarathaiはYちゃんが通過出来るかを見守ってから日本人用に並び直そうと思い一緒に並びました。
が、列の整理をしている人が「そのままこのカウンターで受けてもらって良いですよ。」
「まだ結婚はされてないんですね。でもかまいませんから。」
と仰られまして、外国人用のカウンターで入国審査を受けれるという事でした。
最初のYちゃんの方は、特に何も聞かれることはなく、写真撮影と指紋の登録(機械に手を置く)だけですぐ通過しました。
時間は1~2分位だったと思います。
Warathaiは指紋の登録等は無く、日本人用で受けるのと同じ(つまり超早い)で終わりました。
(9)預け荷物(スーツケース)を回収して、最後の税関ゲートへ向かいます。
Yちゃんは当然先ほどの外国人用の税関申告カードを提出してもらいます。
特に止められることもなく通過できました。
(10)以上で晴れて日本に入国です。
入国審査で何か聞かれてYちゃんが困らないかと、実は回答用の用紙(日本語で記述)を持たせていたくらい構えていたのですが、両出入国審査で一緒に受けさせてもらえる等、寧ろ融通がきいているのが実態でありました。
時間も1人で帰国する場合と比べてそんなにかからなかったと思います。
当然、これからの情勢や担当官の抜き打ち的な対応によっては多少変動するでしょうが、タイ人に日本へ少し遊びにきてもらうのは非常に簡単であると思いました。
(終わり)
コメント
有難うございます。参考になりました。
by 匿名 2017/04/29 12:24