時折、景気刺激だとかなんだとかの名目で「○万バーツの買い物をして税金還付!」というのがタイではありますが、元よりタイは税金還付にお手盛り(という個人的感想)の国であります。
中期投資信託である旧LTF、現SSFや退職投信のRMFに、日本でいう確定拠出年金保険があり、それぞれ保有期間や控除上限額に変遷はあるものの、所得税がガッツリ還ってくるのであります。
Warathaiは以前はFXでのギャンブルで爆死したりしかしていなかったのですが、疲れてタイ株でまったり配当と思ったらそれも鳴かず飛ばず、結局ここ2年は脳死状態でほっとける上記の投信を毎月定額買うようにしております。そして昨年がはじめての還付手続きでありました。
1月に投信の購入元のKrungsriからPDFと郵送の両方で還付のための証明書が送られてきたので会社の総務に提出→クルンタイ銀行の口座開設が還付金受け取りに必須ということで通帳のコピーも提出、を割と早めにしておきました。
3月になっても還付されたという知らせは無く、総務に確認してみると「忙しくて忘れてました!」というタイあるあるであります。やはりコマメなフォローが欠かせないであります。
その後4月は動きなく、コロナで世の中おかしくなっているので仕方ないか・・と思っていたところ、5月半ばにお役所から直接お手紙が自宅に到着。追加資料が必要ということで提出の必要あり、ただし期限が10日ほどしかなかった中、会社はコロナ対策でタイ人スタッフは週2日出勤にしていたため焦りましたが秘書の子が頑張ってフォローしてくれたので何とか還付が間に合ったという思い出であります。
そんな訳で今年も提出段階からドキドキでありますが、先日お役所から会社の方へ続報が。
「還付手続き自体は不備なしだが、日本での収入を持ち込んだものがあれば申告して」というものでした。
実は同じ会社のCFOのおじいちゃんが昨年末ごろでしたか、役所に呼び出されて同じように申告を迫られたことがありました。この方は日本では年金を受給していますが、公的年金はそもそも日本で課税されてるのに税金って??
タイでは、日本での収入をタイに持ち込んだ場合、所得とみなされ課税されるルールがあります。件のCFOは全くタイへお金は流していなかったので堂々と出頭して口頭で宣言するだけで特に問題なく済みました。
Warathaiもとっくに元親会社の籍なんてなく100%こちらで給料支給されているのでやましいことは一切ないので、「日本からの収入はゼロです」と申告するだけでいいらしいのですが。
タイもコロナ禍で税収が厳しい中、取れるところからは取るという感じであります。我々海外居住者、日本での給付金も無く現地では狙い撃ちというのも踏んだり蹴ったりでありますが。
しかしこうやって苦労(?)して得た給付金もPさんの大学の授業料にすぐ消えることになるのであります(終)
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